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1933年東京生まれ。3歳の頃から自由学園の「子供ピアノ・グループ」で、ピアノ、ソルフェージュ、作曲を学び、小学校に入った頃から平井康三郎に作曲とヴァイオリンを師事した。1951年東京大学文学部仏文科に入学。在学中の53年、「ソナタ」が第22回日本音楽コンクール作曲部門第1位、54年「ピアノと管弦楽のための協奏交響曲」が第3回尾高賞、文化庁芸術祭奨励賞を受賞し注目される。55年給費留学生としてパリ音楽院に留学、アンリ・シャラン、レイモン・ガロワ・モンブランに師事。アンリ・デュティーユの影響も受ける。57年帰国、東京大学に復学し60年に卒業。この頃から毎年のように大作を発表しており、管弦楽、室内楽、歌曲などのほか、多くの合唱曲がある。最近では、95年から98年まで「夏の散乱」、「谺りつ星」、「霧の果実」、「焉歌・波摘み」と毎年オーケストラ作品を発表、「焉歌・波摘み」では自身6回目の尾高賞を受賞した。99年3月には初めてのオペラ<支倉常長「遠い帆」>を発表。同年第31回サントリー音楽賞を受賞。1974年〜95年まで桐朋学園大学学長を務め、現在、東京文化会館館長。99年12月日本芸術院会員となる。 |
三善 晃 |
作曲家:日本芸術院会員・東京文化会館館長 |
【音楽監督】 |
三善 晃(作曲家:日本芸術院会員) |
【委員長】 |
百瀬 喬(音楽評論家:日本大学講師) |
【委 員】 |
飯森 範親(指揮者:東京交響楽団指揮者・ヴュルテンベルグ・フィル首席指揮者(GMD)・いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者) |